野球初心者でもわかる!バッターボックスから足が出るとどうなるのか

野球

バッターボックスから足が出るとどうなるか?

野球を観戦している人なら一度は疑問に思ったことがあるはずです。

そこで今回は、野球初心者でもわかるように「バッターボックスから足が出るとどうなるのか」について解説します。

ルール上の問題やデメリットなどをお伝えします。野球に不慣れな方でも、記事を読むことで野球の知識が身につくこと間違いなしです!

バッターボックスとは?

野球に親しんでいる人でも、バッターボックスとはどのような場所なのか知らない人がいるかもしれません。

バッターボックスとは、打者がバットを振るためのスペースです。

ホームを挟んで右打席と左打席があり、縦1.8メートル、横1.2メートルの長方形のスペースです。

バッターボックスから足が出た場合のルールは?

バッターボックスから足を出して打った場合、そのバッターは反則となりアウトになります。

これは、ファウル・フェアも関係なく、バントであっても同様にバットにボールを当てた時点でアウトとなります。

ちなみに、このルールはバッターボックスの白線をまたいで完全に足が出ている場合に適用されるので、白線自体もバッターボックスの一部としてみなされるので、白線を踏んでしまっただけではアウトにはなりません。

よって、つま先などの一部分がバッターボックスの外に出ていたとしても、白線に足が少しでも残っている状態で打てば反則行為とはなりません。

なお、バッターボックスから足を出して空振りした場合は、ストライクカウントになるだけで、アウトにはなりません。バットにボールが当たらないと反則にはなりません。

ピッチャーが投げようとしているのにバッターがバッターボックスから出た場合は、そのままプレーは続行されます。

ピッチャーが投球動作に入った後に、バッターがバッターボックスの外に出たり構えをやめたりすることで、ピッチャーが投球動作を途中で止めたとしても、それはボークにはなりません。

足が空中に浮いている状態でバットにボールが当たったら?

例えば、バントでボールを外された場合などで、バッターボックスのラインは超えてしまっているが、足が空中に浮いている状態でバットにボールが当たったらどうなるのでしょうか?

足が空中に浮いている状態であれば、反則にはなりません。

着地した時点で、初めてバッターボックスから足が出たことになります。

この場面はスクイズなどで多く見られますね。

バッターボックスから出てもい良い時はあるの?

野球のバッターボックスには「足を一方だけ置く」という原則がありますが、実は特定の場合には足を外しても問題ありません。

このような例外は「バッターボックスルール」として定められており、以下のようなケースが挙げられます。ただし、これらの場合でもダートサークルの外には出てはいけません。

  • 投球に対して、バットを振った勢いでボックスの外に出てしまった場合
  • 投球が自分へ向かってきたために、バランスを崩すor外に出ざるを得なかった場合
  • バントをするモーションを起こした場合
  • ワイルドピッチやパスボールが発生した場合
  • 塁上でのプレイを守備側のチームがはじめた場合
  • 攻撃側/守備側のチームがタイムを要求し、審判員がタイムを宣告した場合
  • ハーフスイングのリクエストが塁審に対して行われた場合

などです。

その他にも様々なケースにおいて、タイムがかけられることがあります。例えば、誰かが負傷した場合や、その疑いがある場合、プレーヤーの交代が行われる場合、攻撃チームと守備チームが協議する場合などです。

これらの場合は、バッターボックスにとどまる必要はありません。ホームプレートを囲むダートサークルの外に出て待つこともできます。

まとめ

バッターボックスから足を出して打つと、打者は反則となりアウトになります。

野球ルールには複雑な内容が多く、「何となく分かっているようで分からない」と感じることがあるかもしれません。中でもバッターボックスに関するルールはシンプルそうに見えますが、実は奥深い世界です。

バッターボックスにはどのような目的があるのか?ということを考えていくことでルールを理解することができるようになるはずです。

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